中央の権力者が不在のシステム

ビットコインは中央銀行を介さずに通貨を発行するネットワークによって管理されているデジタル通貨で、そのコインはブロックチェーンと呼ばれるグローバルに共通な台帳システムによって信頼が保証されています。各国の中央銀行のように、通貨の価値や発行量を操作することが出来ないので、国境をまたいだ真に民主的な通貨であり、新しい貨幣の信用システムとしてにわかに脚光を浴びているところです。既に多額の投資や取引がビットコインを介して行われている実績があります。

供給量に制限がある通貨

ビットコインには通貨の発行量に制限があります。既存の銀行のように通貨の発行量を中央銀行の都合で制御されたりしないので、その価値は純粋な市場の需要と供給によって決まります。しかし発行量の上限に達するまでは、各コンピューターが「難しい問題」を解くことによって発行されるという仕組みになっています。この仕組を利用して、各国のユーザーがマイナーというソフトウェアを使って通貨の発行を競っているのが今の状態です。

既存の常識的な通貨として使うにはデメリットもある

革新的なコンセプトを持ったビットコインですが、弱点がないわけではありません。特に我々が日常的に使っている通貨の代わりを務めることができるかというと、微妙なところです。というのも、ビットコインの決済は即時性のあるプロトコルではないからです。決済を決定してから、最長で一週間ぐらい待たされることもあるので、日常的な支払いにこの通貨を使用するのは厳しそうです。しかし長期的な投資や信用取引のような場面では、まだまだ活躍が期待されています。

ビットコインは代表的な仮想通貨として注目を集めており、今後もネット取引等で取引額が拡大すると予想されています。