若い世代からも、どんどんリーダーを育てよう

御社では、若手のリーダーたちが、たくましく育っていますか?「門前の小僧習わぬ経を読む」とか「背中を見て育つ」とか言いますが、実は教育もせずに放置しているというのが、多くの企業の実情ではないでしょうか。会社にとって従業員教育は投資です。中長期的な目で見て、きちんと時間やお金をかけて、OJT(仕事をしながら学習する)とOff-JT(研修)を効果的・効率的に実施する。そうでなくては、今後、従業員の採用も定着もますます難しくなるでしょう。それに本腰を入れて若手を育てないと、世代交代が進まず、会社自体が老いて、新しい潮流に対応しづらくなっていきます。持続していく会社とは、教育が上手い会社であり、次々と若い世代のリーダーを作り出していく会社なのです。一番分かりやすい目安は、会社全体がどれだけ熱心に研修(とくに若手向け)に取り組んでいるか、ということでしょう。

「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」を学ばせる

若手の従業員教育に時間やお金をかけることは大事ですが、肝心なのは教育研修の中身です。若手リーダーを育てたいなら、当たり前ですが、「リーダーシップ」のあり方を学んでほしいところです。周囲に対しどのようなビジョンを示していくべきか。周囲の人たちが取り組んでいることの「意義」を感じ取ってもらい、最大限にパフォーマンスを発揮してもらうためにどうするか。そして周囲を活気づけ、積極的に課題に取り組んでもらうにはどうするか。これらはいずれも、「リーダーシップ」の中心テーマです。このようなテーマについて、演習を交えて、自ら考え、体験しつつ学んでもらうのです。また一見逆のようですが、「フォロワーシップ」について同時に学んでおくこともよいでしょう。組織の成果を上げるために、どのようにしてリーダーと関わり、これを補佐していくか。「ついていくもの」の立場や気持ちを整理することで、リーダーシップをいっそう効果的に発揮できる人材に育っていくでしょう。

「マネジメント」を学ばせる

研修を受講する若手が、どのような成熟度に達しているかということにもよりますが、できるだけ早い段階から、「マネジメント」に必要なマインドやスキルについて学ばせることをお奨めします。組織の目標達成のためにどうするか。もう少し細かく言うと、どのように目標を設定し、進捗管理をし、成果を評価し、改善点を見出していくか。そして、さらに次なる世代を育成し、会社の存続・継続を確かなものとするためにどうするか。細かく言えば、どのように後進の育成目標・計画を立て、指示・指導し、成長度合いを確認し、さらなる成長を促進していくか。このようなテーマについて、できるだけ早い時期に、考え、実践イメージを積んでもらいましょう。若手を育てること。それは、大変なことですが、彼らのためでもあり、会社のため、ひいては自分のためでもあります。積極的に若手を育てていきましょう。

社員研修は企業が社員への教育や啓発のために実施し、新入社員や中堅社員など、入社年次のポイントに該当する社員を対象に行われ、個々の更なるステップアップを目指します。